こんにちは!機械2グループです。
11月3日の文化の日に、名古屋市役所本庁舎と愛知県庁本庁舎に遊びに行ってきました。
この日は一般公開されていて、貴賓室や屋上など普段は見ることができない場所を見ることができました。
名古屋市役所は昭和8年、愛知県庁は昭和13年に竣工しています。
私はこのあたりの時代に建てられた建物が好きなので、中を見ることができてとっても嬉しいです!


朝の10時に愛知県庁に行ったのですが、既にたくさんの人がいました。
愛知県庁は、自分がどこにいるのか分からなくなるほど広かったです!
知事室、貴賓室、正庁を見てから屋上に行きました。

愛知県庁といえば、名古屋城と同じ緑青色の屋根でしたが、葺き替え工事により赤褐色の屋根に
変わっていました。再び同じ緑青色になるのはこれから30年くらいかかるそうです。
これから愛知県庁の前を通るときは屋根の色を見るようにしたいと思いました!
ちなみに、愛知県庁西庁舎には珍しい送水口が付いています。
送水口とは、火災時に消防ポンプ車から建物内部へ水を送るための接続口です。
通常の送水口は、接続口の上に日本語表記で「送水口」とつくのですが、西庁舎にあるものは
アルファベット表記になっています。
昭和36年から日本語表記の送水口が使用されるようになっているので、アルファベット表記の
送水口は数が少なく、とってもレアなのです!
名古屋市役所で一番見ることができて嬉しかった場所は、貴賓室の中にあるトイレです。
建築物を見に行くと、普段仕事で関わる部分が目に入るようになりました。
特徴的な水色のタイルに囲まれていて、大便器の便座と蓋が木製でした。
洗面器の脚が特徴的で可愛かったです!

愛知県庁と名古屋市役所を見た後は、そこから歩いて行けるところにある愛知県庁大津橋分室に行きました。
現在は、戦争に関する資料館になっていますが、外観も中の資料館も見応えがありました。
建物の側面を見ると、後から付けられた冷媒管が外壁に張りめぐらされていて面白かったです!


歴史的な建物をたくさん見ることができた日でした!
これからも設備設計の視点を交えながら色んな建物をみて、名古屋の街を楽しんでいきたいです。